
岡山市の「医療法人 角南内科」では地域密着型かかりつけ医院として、内科・呼吸器内科、アレルギー科、消化器内科、小児科の診療を行っております。

年齢とともに、「階段の上がり下りで息切れがする」
「咳や痰が続く」「少し動いただけで動悸がする」
こんな症状が気になる方が多いと思いますが、様々な要因で肺機能が
低下し、呼吸が困難になるCOPD(Chronic Obstructive
Pulmonary Disease 慢性閉塞性肺疾患)の患者さんが
増えています。
COPDは、ここ10年の間に患者数や死亡率が増加しています。
COPDは息切れ、咳や痰などの症状が徐々に進行し、やがて
日常生活に支障をきたすほどの呼吸困難や、肺がんにも
かかりやすくなります。
わが国の急速な人口の高齢化と、高い喫煙率から、COPDの患者数と高齢者を
主体とした死亡数は、ますます増加していくと考えられます。
これまで、肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれてきた疾患は、COPDの中に含まれます。
COPDの発症に深くかかわり、そのリスクを増大させている最大の要因は喫煙です。
喫煙は肺気腫の原因にもなっており、今後女性の喫煙率の増加に伴い、男女差は
小さくなってくるものと予想されます。

睡眠中に無呼吸を繰り返す病態の総称です。
日本人の4%、約240万人がSAS(Sleep Apnea Syndrome 睡眠時無呼吸
症候群)に罹患しているといわれており、
高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病にかかっている患者さんでは、さらに
高率にSASを合併していることがわかっています。
また、薬の効かない高血圧の患者さんの80%にSASが
合併しているとの報告もあります。
このように実はSASは身近に潜む病気なのです。

治療法としては・・・
経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)が保険適用となっています。
CPAP療法とは・・・
睡眠時に常に気道に陽圧をかけることで、睡眠中の気道の閉塞を防止します。
治療には、CPAP装置と専用のマスクを使用します。

SASは呼吸が止まったり、いびきをかくことから局所の病気と思われがちです。
しかしSASは睡眠不足や低酸素により眠気だけでなく生活習慣病を引き起こすといわれています。
このことから、生活習慣病の発症と悪化につながると考えられています。
早期にCPAP療法などの適切なSAS治療を行うことで、生活習慣病をコントロールすることが可能です。